2009年1月18日日曜日

ディベート 選挙の女性推進問題について

私は女性推進問題に対し、反対派につきました。
そこでディべートに向けてインターネットを通し調べたことをまとめたいと思います。

<現状>
①女性議員の比率、日本は世界105位に後退 (人民網日文版より)
 クォーター制のある国の昨年の選挙での女性選挙者の平均は26.9%。クォーター制がない国の割合        の倍近くに及んでいる。
②ノルウェー統一地方選 女性議員が37.4%に (2007/9/23  local electionsより)
 ノルウェーは一方の性が40%を下回ってはならないとするクォーター制を導入している。

こうした社会になった背景には、1967年から始まった「女性の選挙キャンペーン」がある。
女性の選挙キャンペーンとは、地方議会に女性を多く当選させることに絞った全国運動である。

<現状を調べてみて>
やはり日本は数値から見ても、他国と比較してみても、女性割合は少ないといえた。
私は推進を反対する立場であるためにこれらが弱点になると考える。

反対派としての自分の意見は、クォーター制などのように女性を推進することを故意的にしなくても良いのではないか。なぜなら、女性が立候補するというということは認められているのだから、立候補をする人がただ少ないということだと思う。
議員に立候補することはとても大変なことなので家庭のことはほとんどできなくなる。
立候補をするためには家庭を持つ女性であるならば夫の助けがかなりの形で必要になるのだ。インターネット上に大磯町議会で女性議員が過半数を占めるという記事が載っていたが、当選した女性議員の話によるとほとんど家事は夫に任せていた環境があったおかげであると話す。
このように今までの男性中心の社会であった日本の女が家事という考えがあると、女性が進出していくということは難しい。

ただ、クォーター制のように枠を作ることで推進になるのだろうか。
クォーター制の前に女性が立候補したくてもなかなかできない現状が日本にはあるではないかと考える。

歴史的・社会的にある集団に不利なことが累積されてきたことを踏まえるならば、それを取り巻く環境を整備せずに、「形式的な機会の平等」を保障するだけでは差別は是正されていないのも事実である。

またクォーター制の批判として議員選出でのクォーター制は1票の重みの格差、クォーター制は、女性が男性よりも劣っていることを証明することになる。

他国と比較して低いからクォーター制などを取り入れて割合を上げるというやり方は女性を増やすことに固執しすぎてしまっていると思う。女性が少ないから増やして男女平等・・・では合理的、正当性に欠けると思う。

女性に関しての問題は女性のしか分からないことだから女性を増やすという理由に関してもたとえ女性のことでも男女問わず政治に関心のあるひと、政治に関わるすべての議院皆で考えることだと思う。